検査室では、血液、尿、便等の検体検査及び、心電図、脳波等の生理検査を行っています。
精神科の症状とからだの状態には密接な関係があり、時には重大なからだの病気が精神症状の陰に隠れている場合もあります。また、精神科で処方されているお薬がきちんと効果を発揮しているか、副作用が生じていないか、などといった患者さんのコンディションを詳しく把握するためにも、臨床検査は大変重要です。

臨床検査室では、診療にあたって必要不可欠な検査を迅速に行うことで、患者さんの治療をしっかりと支えています。また、当院にはてんかん診療に特化したてんかん外来があり、患者さんには定期的にビデオ脳波記録を施行することでてんかん発作の状態をより詳しく把握し、その発作にあったお薬の選択や処方量の調整を医師が行う上での補助的役割を担っています。

放射線室では、医師からの依頼による、一般撮影（レントゲン）、X線TV検査（X線透視検査）、CT撮影検査などの検査を行っています。
質の高い医療画像提供による診断精度の向上、医療被ばく低減などを通じて、「患者さん本位の医療」を目指し、技術と質の向上に向け努力しています。