てんかん治療の専門外来北東北てんかんセンター

 
〈センター長〉
日本てんかん学会理事長
兼子直 医師
兼子直医師
元弘前大学医学部長で、日本てんかん学会理事長の兼子直医師をセンター長に迎え「北東北てんかんセンター」を開設いたしました。

これまでの青森県南におけるてんかん治療

てんかんの専門医は全国で約400人おりますが、北東北地方は青森県が兼子センター長を含め5人、岩手県1人、秋田県2人と少なく、青森県南においてはこれまで専門医不在の状態でした。

北東北におけるてんかん治療の拠点に

長時間に渡って睡眠中の映像と脳波を同時に記録できる「脳波・ビデオ同時記録装置」を導入し、初診の時点で検査を実施し、迅速な対応ができるよう備えております。青森県のみならず岩手県、秋田県からも患者を受け入れます。また、全国のてんかん治療の医療機関ともネットワーク化を図り、院外での勉強会の開催、専門医の育成など地域のてんかん診療の底上げを目指して参ります。
脳波・ビデオ同時記録装置

てんかんは子どもだけの病気ではない

従来は子どもの病気と捉えられがちでしたが、高齢者の増加に伴い、老年期に発症する患者が増えています。治療の際は子供、成人、高齢者と年代に応じたケアが必要となります。通常は、小児科、精神科、神経内科、脳外科の医師が診察することが多いのですが、医療界が十分に対応できているとは言い難い面もありました。別の病院でてんかん以外の病名だった患者が実はてんかんだったり、逆に、てんかん患者ではない人をてんかんと診断していた事例もあります。
診療の様子

てんかんに対する正しい知識

てんかんは、意識を失う、けいれん、体の硬直など、さまざまな発作を繰り返す脳の病気の総称です。現在、国内に約100万人の患者がいると推計されています。 一口にてんかんと言っても、症状や対応は異なります。適切な診断と、症状にあった適切な治療と薬の処方を受け、きちんと服用することが重要となります。約7〜8割の人は抗てんかん薬の服用で発作が抑制され、通常の生活を送ることができるようになります。 昨今、てんかん患者による事故の発生などによりてんかんへの社会的な関心が高まる中、病気に関する正しい知識を広げる役割も果たしていきたいと考えております。
北東北てんかんセンター
電話 0178-25-0062